2-55. 優しさを食べて進む-スコピエ-
私は台湾人の奏でる美しい『風に乗って』を聞きながら、スコピエの夕日を眺めていた。 バイオリンを弾きながらの旅を始めたばかりだという台湾人の彼は、私がお金を投げ込むと、私の国を聞いて来た。 『あなたの友達の日本です。』 そ...
私は台湾人の奏でる美しい『風に乗って』を聞きながら、スコピエの夕日を眺めていた。 バイオリンを弾きながらの旅を始めたばかりだという台湾人の彼は、私がお金を投げ込むと、私の国を聞いて来た。 『あなたの友達の日本です。』 そ...
私はスコピエのバスターミナルにつく前から、マケドニアが好きになりかけていた。 それは、バスに乗りんですぐに話しかけてきたマケドニア人のおかげでもあった。 彼は『日本だろ?大好きだよ!!ニンジャサムラーイ!!日本の国旗は太...
私の母方の祖父は築地市場で働いている。 私が市場や調理、食品に興味を持つ様になってからは疎遠になっていたため、その職場に行った事はないのだが、私にもその血が流れているのか。 私は他国のどこが一番好きかと聞かれると、間違い...
キャラクター作りというのは、対人関係において結構重要な位置を占めると思う。 こいつは陽気、こいつは真面目、こいつは何考えてるかわからない。 そんな定着したキャラクター像によって、次回からの接し方が決まってくる。 こちらは...
突然の物価上昇は、当然のように貧乏と金持ちを生む。 これはアジアのどの地域でも見られる状況である。 つまりはヨーロッパのように経済が悪くなってもダメ、よくなってもダメ。 まったく発砲ふさがりである。 『何してるの?』 と...