投稿者: Hokuto Aizawa
世の中にあきれられた一人の男が、世界を半周した後、北国カナダのトロントにて庖丁に出会う。日本に帰国後、ふらふらしながらも目の前にある美しい事々を見逃さないように暮らす。
世界のほとんどはあなたには無関係だ
2011年、3月。私は高校時代の友人達と就職活動前最後の思い出づくりとして寝台列車での北海道旅行を企画していた。 北海道は私の出生地でもあり、東京―北海道間の寝台列車での旅行は、私の数少ない幼少期の思い出の一つでもある。...
3-13. 本音と建て前-トロント-
もし目の前に異国の人間がいるとして、『日本人とは』なんていう曖昧な質問をされたときに、皆さまはどう答えるだろうか? 恥ずかしがりや、シャイ、スケベ、、、 または『本音と建て前』 これはきっと、多くの日本人が『良くて悪い所...
生きる『意味』生きる『意味』
ある日、 もういつなのか、幾つの時なのかも思い出せない、ただ区切りとして存在している『ある日』。 『ある日』から、私は理由もなくただ笑うことが出来なくなり、 理由もなくただ遊びまわることができなくなった。 『ある日』。私...
3-12. 昔は食べたくなかったセロリも今じゃ好物だ。-トロント-3-12. 昔は食べたくなかったセロリも今じゃ好物だ。-トロント-
育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めない。 夏がだめだったり、セロリが好きだったりするよね。 一歩日本を出たとき、故郷との大きな違いに感動したのと裏腹に、それ以降の海外での日々の中で、感動するのは、『同じなんだ!』って...