1-5. 世界へと飛び出ることにした
就活に失敗して夢も希望もないお先真っ暗の私は、日本を旅立ち、世界へと飛び出ることにした。 今日まで、各国のビザ申請や旅費の確保で翻弄していた私も、ついに20日に日本を経つこととなる。 数日前に大事故を起こし...
就活に失敗して夢も希望もないお先真っ暗の私は、日本を旅立ち、世界へと飛び出ることにした。 今日まで、各国のビザ申請や旅費の確保で翻弄していた私も、ついに20日に日本を経つこととなる。 数日前に大事故を起こし...
先日、4月1日のことであった。 私は、4月より社会人になる友人の新居で目を覚ました。 卒業しようと、私達は3月いっぱいまでは学生であったのだ。 誰が何といおうと学生であった。 そこは居心地のいいぬるま湯であ...
―先ほど、家の前まで私を送ってくれた方が言った 『20代はやりたいことをやった方がいい、探したほうがいい』 という言葉は、ここ最近で私を勇気づける一番の言葉であった。 &nbs...
昨日の15時、私は1年間の研究の集大成といえる卒業論文の提出を終えた。 理系以外の諸君が続々と休暇を開始する中、人々がチョコを理由に女性の股開き、ポッキーを溢れ出すフォンデュの中に入れようとしていた頃、私は...
マリアの処女膜を突き破り、キリストがこの世にこんにちわしたその日、私は6年間連れ添った愛車とさようならしようとしていた。 前に記述した通り、私は昨日300人超のサンタに見捨てられた形で晴美埠頭を後にし、その...